みっち先生
大学で発達心理学を学び、専門学校で保育士資格、幼稚園教諭資格を取得
現在、現役13年目の保育士で1000人の園児の父、家庭では2児の父
ブログ、Twitter、YouTubeにて子育てに関する情報を発信中
日々、わが子と過ごしていると怒りたくなくても
「もう!」
「まったく!」
と怒ってしまう事はありませんか?
今日は、そんなわが子にイライラしてしまいがちのママのために自分の怒りをコントロールする方法をお伝えします
この記事を読むと
・アンガーマネジメントを使って怒りの感情を予防する方法
・あなたの怒りのタイプ
・アンガーマネジメントを使って怒りの感情をコントロールする方法
が分かります
わが子をつい怒ってしまって「言い過ぎた」と感じているあなたは是非読んでみてください
きっと心が少し軽くなりますよ
子育て中のママに解説アンガーマネジメントとは?
自分の中の怒りと上手に付き合い上手くコントロール出来れば、日々の暮らしも明るくなります!
・わが子がオモチャを片付けない
・話をしているのに聞いていない
・せっかく作ったご飯で遊んでしまう
こんな時は
「こらーー!!いいかげんにしなさい!!」
と言いたくなってしまいますよね?
でも、わが子を怒鳴ってしまった後には
「あんなに言う必要なかったなぁ」
「言い過ぎだった」
「あの子はあの子なりに頑張ってるよなぁ」
等と後悔する事が多いのではないでしょうか?
そんな後悔をしないためにも自分の中の怒りと上手く付き合う方法を知り、実践する事で子育てが今までより楽しくなるはずです!
子育て中のママに解説アンガーマネジメントの実践方法 怒りの正体を知る
まず、実際にアンガーマネジメントを行っていくうえで大切なのが、怒りとはどのような感情なのか?という事と、自分はどの様な場面で怒りを感じるタイプなのかを知るという事です。
まず、アンガーマネジメントの方法を説明する前に怒りという感情がどの様に発生するのかをご紹介します。
子育てをしているママたちは、頑張りすぎと言えるくらい頑張って日々の生活を送っています。
そんなママたちが、ちょっとした事でもイライラしてしまうのは自然な事なんです。
また、怒りという感情は、マイナスなイメージがありますが実は、人間にとってとても大切な感情なんです。
悲しい事や不安な事があると泣いたり、落ち込んだりしますよね?
怒りもそんな感情と同じで、ストレスが溜まった時などに発生します。
日常がうまくいかないイライラや思い描いた理想の生活と現実のギャップなどでストレスが溜まり続けます。
その溜まり続けたストレスが限界を超えると爆発します。
それが怒りなんです。
だから、怒りという感情はストレスが限外を超えて心が壊れてしまわない様に発散する防衛的な役割を担っているんです。
怒りという感情がとても大切という事はわかりましたが、いつも怒っている人の印象はどうでしょう?
普段から怒りっぽいと
「あの人怖いからあまり近寄りたくないな」
「なんだよ、あんなにイライラして感じ悪い」
「パパ怖いからキライ!」
なんて身近な人にまで思われてしまうのではないでしょうか?
怒りは、大切な感情ですが、コントロール出来ないとあなたの人生を悪いものにしてしまう可能性もあります。
だから、アンガーマネジメントを実践して怒りと上手く付き合っていくことが大切なんです。
子育て中のママに解説アンガーマネジメントを行う上で怒りのタイプを知る
アンガーマネジメントを行なっていくうえで大切なのは、あなた自身の怒りのタイプを知る事です。
怒りのタイプは、以下の5つに分けられますので、あなたのタイプに近いものを見つけ、イライラを減らすポイントを確認してみましょう!
アンガーマネジメント怒りのタイプ 1、ゴリラタイプ
まず1番目は、ゴリラタイプです
ゴリラタイプのあなたは、自分の考えをしっかりと持っていて、自分の信念に基づいて行動します。
正義感や道徳心が高くリーダーに向いています!
しかし、小さな事でも約束事やルールを破る人を許せない一面があります。
イライラ解消のポイント
まず、自分の価値観と相手の価値観は違うという事を意識しましょう。
「こうあるべき!」
「こうするべき!」
と自分の価値観や信念に基づいて考えるのは良い事でもありますが、柔軟性に欠けます。
自分の価値観と反する意見や行動が相手に見られるとイライラしがちなので、相手には相手なりの理由があるんだと、相手の理由や立場に目を向けてみると良いですよ!
アンガーマネジメント怒りのタイプ 2、パンダタイプ
2番目は、パンダタイプです。
パンダタイプのあなたは、物事に白黒つけたい完璧主義な所があります。
常に論理的で合理的な判断を目指しパーフェクトな自分を目指し、自分にも他人にも厳しいタイプです。
優柔不断な人が許せない一面があります。
イライラ解消のポイント
子育てや仕事など納得いくまで頑張るのは良いことですが、わが子や職場の同僚が全てそういう考えではない事を知る事が大切です。
白か黒かだけでなく中間の考え方もある事を知り、自分とは違う価値観の人がいる事を意識して過ごしてみると良いでしょう。
アンガーマネジメント怒りのタイプ 3、ライオンタイプ
3番目は、ライオンタイプです。
ライオンタイプのあなたは、自分に自信がありリーダーの素質をもっているタイプです。
頼れる雰囲気も持ち合わせているので、よく物事を頼まれるタイプでもあります。
しかし、プライドも高いので自分への評価が低くみられたり、思い通りにいかないとイライラしてしまう事もあります。
イライラ解消のポイント
自分に自信があり物事を意欲的に進めていく事は良い事です。
しかし、ライオンタイプのあなたは、自分の思い通りにいかない時に自分自身を否定されたと感じイライラしてしまいがちです。
自分の思い通りにいかなくても自分が否定されたと思わず、相手の意見とは違ったと思うとイライラも少なくなると思います。
アンガーマネジメント怒りのタイプ 4、ヒツジタイプ
4番目はヒツジタイプです。
ヒツジタイプのあなたは、普段から自分の感情を表に出す事をができます。
自分の感情をストレートに表に出せるタイプなのでイライラとは無縁の様に感じますが、空気が読めない発言などをして周りから責められる事があります。
周りから責められると自由に発言が出来なくなりストレスを感じてしまいます。
イライラ解消のポイント
ヒツジタイプのあなたは自分の意見をストレートに表現してしまう事が多く、周りから空気がよめないと思われてしまいがちです。
なので、自分の気持ちを表現する前に一呼吸おいて相手の意見を聞いてみる事も大切です。
相手の意見を聞いてみて自分の意見を伝えてみたり、相手の意見に従ってみる事で友好な人間関係を築いていけます。
アンガーマネジメント怒りのタイプ 5、ウサギタイプ
5番目は、ウサギタイプです。
ウサギタイプのあなたは、真面目な性格で物事を客観的に判断して慎重に物事をすすめます。
しかし、周りに頼る事が苦手で、ついついストレスを溜め込んでしまったり、我慢しすぎてしまう事もあります。
イライラ解消のポイント
物事を客観的見る事が出来判断するのは良いのですが、溜め込んでしまいがちなので相手を頼ることも大切です。
簡単な事から頼ってみて、友好関係を築いていく事もイライラしないポイントです。
子育て中のママに解説アンガーマネジメント イライラを減らす実践
ここでは、イライラと上手く付き合いコントロールするために役立つ行動や心がけを紹介したいと思います。
子育て中のママに解説アンガーマネジメントイライラを減らす実践 1、心の中で6秒数えてみる
まず最初にご紹介する方法として心の中で6秒数えてみる方法があります。
怒りやイライラを感じた時にそのピークは、6秒と言われています。
なので、心の中で6秒数えてみると怒りが収まることが多いのです。
6秒経たずに行動してしまうと、我が子に暴言を吐いてしまったり、ものに当たってしまうということがあります。
そのようなことを防ぐために心の中で6秒数えると言う事は有効です。
我が子の行動などにイライラした時は大きく深呼吸しながら6秒数えると良いでしょう。
子育て中のママに解説アンガーマネジメントイライラを減らす実践 2、大きく深呼吸してみる。
昔から深呼吸は心を落ち着かせるために有効と言われていますが、実践している人は少ないのではないでしょうか?
しかし、深呼吸をすると内臓や血管などの働きをコントロールしていると言われる自律神経の働きが正常になります。
なので、怒りやイライラを感じたら大きく深呼吸する事は有効的な方法なんです。
子育て中のママに解説アンガーマネジメントまとめ
今回の記事では、子育てでイライラしたときに役立つアンガーマネジメントについてご紹介しました。
怒りの感情を心の中で感じる事は、とても大切なことですがそれを表に出しすぎてしまうと、我が子にとってもあまり良い影響はありません。
なので、今回ご紹介した自分の怒りのタイプ知り、どんな時に怒りを感じるのかを把握する事でイライラを減らすことに役立ちます。
イライラを減らすポイントを知り、頑張らない子育てをしていきたいですね。