みっち先生
大学で発達心理学を学び、専門学校で保育士資格、幼稚園教諭資格を取得
現在、現役13年目の保育士で1000人の園児の父、家庭では2児の父
ブログ、Twitter、YouTubeにて子育てに関する情報を発信中
こんにちはー!!みっち先生です@childminder7
先日、保育園の年長クラスのママからこんな事を聞かれました。
「先生、今年から小学校でプログラミング教育が始まるらしんですけど何か知ってます?」
「プログラミング教育って何をするんでしょう?準備とか必要なんですかね?」
私も2020年4月からプログラミング教育が小学校で開始さえることは知っていましたが、具体的にどのような事を行うのか詳しくなかったので、今回の質問をよい機会として調べてみることにしました。
私自身、小学2年生の息子と保育園年中クラスの娘の父なので、今後小学校のプログラミング教育というものに触れる機会が多くなります。
小学校のプログラミング教育に関して調べたことを、同じようにプログラミング教育について知りたいあなたにお伝えすると同時に私自身も学んでいければと思っています。
この記事を読むことで
・プログラミング教育がいつから開始されるの?
・プログラミング教育の目的は?
・プログラミング教育が開始され親が出来る事は?
という事が分かります。
まだ、間に合います!!
小学校のプログラミング教育はいつから?の声に答えます!!2020年4月から開始されます
最初に結論から言ってしまうとご存じの方も多いと思いますが、小学校のプログラミング教育は2020年4月から全国の小学校で開始されます。
一部の小学校では、2018年頃から2020年に先駆けてプログラミング教育が導入されていましたが、本格的に行われるのは2020年の4月からです。
2020年の4月からという事で、開始まで2か月ほどです。
ただ漠然と開始されるという事を知っているよりは、私たち親が小学校でのプログラミング教育について正しい知識を身につけ、わが子の援助をしていく必要があります。
わが子のプログラミング教育を学びたという気持ちをしっかりと受け止め、適切な援助をしていく事で、わが子の将来の選択肢が広がることは間違いありません。
わが子が職に就くころには、今はまだない職業に就くことが珍しくないというほど、現代社会は目まぐるしいスピードで日々、進化しています。
そんな現代社会の中で、生活していくわが子たちの未来を支えていくためにも私たち親は、学ぶ事や知ることを諦めずに続けていく必要がありますね。
小学校でのプログラミング教育は2020年4月から開始されます
※小学校によっては、もうすでに行われている小学校もあります
小学校のプログラミング教育はいつから?目的は?の声に答えます!!プログラミング思考を育成するために行います
では、なぜ小学校でのプログラミング教育が行われるようになるのでしょうか?
複数理由があるのですが、主な理由は
・プログラミング思考を育成するため
です
「プログラミング思考ってなに?」
という方のために解説します。
プログラミング思考とは、、、
・自分が行いたい活動がどのような動きの組み合わせから成り立っているのか?
・自分が行いたい活動をするには動きの組み合わせの順番はどうあるべきか?
・自分が行いたい活動をするための最善の動きの組み合わせはどんなものなのか?
ということを考えられる力のこと
つまり、、、
論理的に考える力
という事です。
その論理的に考える力を養うためにプログラミング教育が2020年4月から始まるんです。
では、プログラミング思考を育成するとどの様な良いことがあるかという事ですが、次の3つの理由が考えられます。
・コンピューターやスマホなどを操作する際に必要になってくる
・パソコンなどを仕組みの分からない便利な道具として認識するのではなく、仕組みや原理を理解して使いこなすことが出来る
・子供のころからプログラミング思考を学び、プログラミングに関するスキルを身につけると就職の選択肢が広がる
パソコンやスマホというものは私たちの生活を行う上で切っても切り離せないものとなっています。
そんな、パソコンやスマホの仕組みや原理を理解して使いこなした方が、日々の生活も仕事もより充実したものになることは間違いないでしょう。
小学校のプログラミング教育はいつから?親が出来る事は、プログラミング思考を理解することです
プログラミング教育が2020年4月から開始されることやプログラミングを行う際の思考方法が大切なことは分かったけれど、、、
「家庭では、何もしなくていいの?」
「わが子にどんなことをしてあげればいいの?」
という方もいるのではないでしょうか?
そんな、あなたのために家庭で出来る事をまとめてみました!
家庭で出来る事は、、、
・親自身もプログラミング思考について理解する
・子ども向けの科学雑誌を一緒に読む
・囲碁、将棋、玩具などで一緒に遊ぶ
等があるとおもいます。
小学校のプログラミング教育に関して親が出来る事は、プログラミング思考を理解すること
プログラミング思考についてご説明しましたが、少し難しいと感じた方もいるのではないでしょうか?
私もプログラミング思考の事を始めて知った時は
と感じました。
しかし、日々の生活の中にもプログラミング思考が使われているという事が分かってから、プログラミング思考という考え方が身近になりました。
例えば、料理をする時もプログラミング思考が使われています。
わが子が大好きな「卵焼き」の作り方を例にして考えてみましょう!!
・卵を割ります
・卵をよくかきまぜます
・卵焼き器をよく熱しておきます
・卵を入れます
・卵を巻きます
・あいたスペースに卵を入れます
・形を整えて出来上がり
という手順で作ると美味しい卵焼きが作れます!!
これをプログラミング思考の説明に当てはめてみると、、、
・卵焼きは上記の1つひとつの手順を行う事で出来ます。
・順番通り手順を行う事で完成します
・手順を行う際も以下にしたら美味しくなるかを考えます
という風になりますね。
これが、次のような卵焼きの作り方だとどうでしょう?
・卵を割ります
・卵を卵焼き器に入れます(かき混ぜずに入れちゃうの?)
・卵をよくかきまぜます(卵焼き器でまぜたらよくまざらないんじゃない?)
・卵を巻きます(火がついてなくて焼けてないから巻けないよね?)
・卵焼き器をよく熱しておきます(火をつけるの遅くない?)
・あいたスペースに卵を入れます(スペースがあいてるかな?)
・形を整えて出来上がり(たまご焼き完成しないよね、、、)
美味しくないどころか、完成するかも怪しくなってしまいますよね、、、
だから、卵焼きひとつ作るにも私たちは、頭の中で
・卵を割ったり、焼いたりしなければいけない
・卵を割って、かき混ぜて、卵焼き器にいれて焼く
・フワフワの卵焼きにするためには、よくかき混ぜる
というプログラミング思考をしているのです。
どうでしょうか?
日常から行っている家事や育児もプログラミング思考と思えば理解することがちょっぴり簡単になったのではなでしょうか?
小学校のプログラミング教育に関して親が出来る事は、子ども向けの科学雑誌を一緒に読む
つづいて、プログラミング教育に関して親が出来る事ですが、子ども向けの科学雑誌を一緒に読むことです。
ポイントは、わが子に買い与えるではなく一緒に読むというところです。
わが子に科学雑誌を買い与えるという事は良い事なんですが、お子さんが小学校低学年くらいの場合、1人で興味を広げていくのが難しい場合があります。
そんな時にママやパパが一緒に科学雑誌を見て興味を広げるお手伝いが出来ると良いでしょう。
また、一緒に読むことで
・親も一緒にプログラミングに関して学ぶことが出来る
・わが子が何に興味を持っているか把握できる
・プログラミングに関しての情報収集が出来る
というメリットもあります。
ぜひ、わが子と一緒に科学雑誌を読んで、わが子の興味関心を広げ、興味を持ったことに挑戦してみてください!!
小学校のプログラミング教育に関して親が出来る事は、囲碁や将棋、知育玩具で一緒に遊ぶ
3つめは、囲碁や将棋、知育玩具などで遊ぶという事です。
言うまでもないことかもしれませんが、学びは楽しくなければ自ら学ぼうと思いません。
また、楽しくなければ継続もしません。
楽しめるものだからこそ
「やってみよう!!」
「また、やりたい!!」
と思うんです。
一緒に遊びながら、わが子が興味を持って学べる遊びを探すことができると良いですね!!
まとめ
それでは、小学校のプログラミング教育について今回の記事のまとめです。
・小学校のプログラミング教育は2020年4月から全国の小学校で開始される
・小学校のプログラミング教育はプログラミング思考の育成を目的としている
・小学校のプログラミング教育に関して親が出来る事は、プログラミング思考の理解、楽しみながら学べる環境づくりである
わが子のこれからの人生に必須となってくるプログラミング教育が2020年4月から始まります。
2020年の今年は、小学校のプログラミング教育元年といっても良いのではないでしょうか?