ママ、パパの気持ち

やりたいを大切に!子どもの挑戦心と失敗を恐れる気持ちの関係を解説

子供やる気



みっち先生のプロフィール

みっち先生

大学で発達心理学を学び、専門学校で保育士資格、幼稚園教諭資格を取得
現在、現役13年目の保育士で1000人の園児の父、家庭では2児の父

ブログ、Twitter、YouTubeにて子育てに関する情報を発信中

子どもの楽しい見方/味方してますか?

どうもー!!子どもの楽しい見方味方してますか?

みっち先生childminder7です

保育園は、4月から一年がスタートして3月に終わります。

2月〜3月の時期は、1年間の集大成として発表会をする保育園も多いと思います。

私の勤めている保育園も2月に発表会があり劇やダンスなどを行います。

その中で、皆が楽しみながら日頃から活動に取り組めればいいのですが、、、

うまくできないから やらない

しっぱいしたくないから おどらない

などと言って活動に参加しないお子さんもいます。

そんなお子さんのママとお子さんの姿についてお話をしていると、当然、皆と一緒にやってほしいという願いを持たれていると感じます。

でも、活動に無理矢理に参加させる事は、お子さんの意思を尊重してないので行いません。

では、集団と同じ事が出来ないお子さんや失敗する事が怖くて意欲が分からないお子さんに対しては、どんなお手伝いが出来るのでしょうか?

この記事を読む事で

・子どもの挑戦心を育む大切さ

・子どもが挑戦する事が嫌いになる理由

・子どもの挑戦心を育む方法

が分かります。

みっち先生
みっち先生
ぜひ、この記事を読んでわが子の挑戦する気持ちはどこから来るのか考えてみてください

子どもの挑戦心を大切にして失敗を暖かく見守る事が大切

みっち先生
みっち先生
まず初めに挑戦心を大切にする理由について具体例などを挙げつつお話していこうと思います。

わが子がやろうとしている事を認め、見守り、援助をしていく事で子どもの挑戦心は育ちます。

ママやパパがその子どもの挑戦心を大切にすると、、、

・自立(自律)心が育ち身の回りの事は自分で行う

・知的好奇心に積極的で学びの習慣化に繋がる

・自分で考え決定する力が身につく

という育ってほしい3つの力が身につきます

しかし、子どもがやろうとしている事を全て否定したり、ママやパパが先回りしてしまうと、子どもは挑戦する気持ちを失ってしまいます。

挑戦する気持ちを無くしてしまうと、、、

・自立(自律)心が育たない

・興味関心のある事に消極的になってしまう

・自分で考え物事を決定できず、すぐに諦めてしまう

という姿が見られ

「いつになったらわが子は自分で出来る様になるのかしら?」

「もっと色んな事に意欲的になってほしいわ」

などと悩みの種にもなってしまいがちです。

そうならないためにもママやパパは、わが子の挑戦する気持ちを大切にして、失敗やイタズラなども暖かく見守る事が必要です。

子どもの挑戦心を育てる方法

子どもの挑戦心を育てる事が子どもの自立(自律)心や自分で物事を考える力になる事は分かったけれど、どうすれば挑戦心は育つのでしょうか?

挑戦心を育てるためには、ママやパパがわが子が行う事についてダメな事、良い事などの評価をせずに見守り、出来ない事は助ける姿勢が大切です。

子どもが様々な活動を自らやってみようと思う力は、ママやパパが見守ってくれているという安心感からきています。

ママやパパが見守ってくれることで安心し、子どもは少しずつ自分の世界を広げていき新しいことに挑戦しようとするんです。

みっち先生
みっち先生
わが子がイタズラしたり、ママが危ないと感じることをするのは新しいことや興味のあることを試しているんです

このイタズラや興味のあることを試していることも行っている本人からしてみれば、挑戦なんです。

0歳~2歳くらいの頃は、個人差はありますが新しいことや興味のあることにドンドン挑戦していく時期です。

しかし、3歳くらいになってくると新しことや興味はあることでも中々行えないというお子さんも増えてきます。

なぜ、挑戦することができないかというと「失敗」することを恐れているんです

失敗すると

・叱られる
・許してもらえないかもしれない
・悔しい

と考え、そんな嫌な思いをするくらいなら挑戦しない、、、となるわけです。

しかし、初めから失敗を恐れているお子さんは少なく、2歳くらいの時期までは何でもやってみたいと思うんです。

だから、0歳、1歳、2歳くらいの何でも自分でやってみたい時期は、失敗するのは当たり前と考え何でもやらせてみるのが良いんです。

ママやパパが口や手を出したい気持ちはわかりますが、グッと我慢して子どもがやりたい事を見守る。

本当に危険な時や手助けが必要な時は、止めたり助けたりするのが良いと思います。

見守り、待つ姿勢をママやパパが身につける事で、子どもは安心して様々な事に挑戦する気持ちを育てていくでしょう。

 



子どもが挑戦しない事が増えているのは自己肯定感が低くなっていることが原因です

最近の保育園の子どもたちをみていると活動に消極的な子どもたちの姿を多く目にします。

それは、何故でしょう?

様々な理由はあると思いますが、1番大きな理由は自己肯定感の低下だと思います。

自己肯定感って何?という方は、こちらの記事をお読みください。

自己肯定感が低下すると、

自分は

存在する価値がない

何をしても認められない

認められないならやる意味がない

という良くない考えがめぐってしまいます。

やる意味がないと感じてしまうと子どもは活動に対して消極的になり、何をしても

つまんない

どうせ

という言葉で自分の気持ちにフタをしてしまいます。

この様に自己肯定感が低くなってしまうとどんなことに対しても消極的で諦めの感情が強くよくありません。

みっち先生
みっち先生
では、どうしたら自己肯定感を高め、活動に対して挑戦心を持ち意欲的に取り組んでいけるのでしょうか?

子どもの挑戦する気持ちを育てるには待つことが必要です

子どもの挑戦する気持ちを育てることは、自己肯定感を育てることと似ています。

なので、わが子の挑戦心を育てたければ、ママやパパがわが子のやる事を否定せずに待ってあげる事が大切です!

待つことにより、自己肯定感は高まります。

自己肯定感が高まる事によりわが子の挑戦心も高まり、自分のやりたい事に挑戦し意欲的に続けられる様になるんです!

みっち先生
みっち先生
先日、娘と公園に行った時のエピソードです

公園には、おやま型の滑り台があり、すべての面に滑り口やのぼり口がありました。

娘は、その一つの滑り口を逆走して登ろうと何度も挑戦していたんです。

何度行っても出来ずにいたので、「もうそろそろ、、、」と言いかけたときに娘の顔を見るとやる気満々で、まだ挑戦したい!!という気持ちでいっぱいでした。

その気持ちを感じ取った私は、ちょっと離れ、見守ることにしたんです。

その時の様子の動画がこちらです。

 

中々、出来ずに私が諦めかけて

「お家に帰ろう」

とそろそろ伝えようかな思った時に滑り台の上まで登ることができたんです!

私は、、、正直に言うと、無理だろうなと思っていましたが

娘は、絶対に登る!!と思っていたようで、登り切ったあとは何とも言えないうれしそうな表情をしていました。

また、一度成功した後も何度も挑戦して、コツをつかんだのか何度も行っていました!!

みっち先生
みっち先生
登るのを止めていたら、娘の気持ちはどうなっていただろう、、、?と考えると怖いです

わが子が夢中で好きなことを行っていれば、止めずにわが子が自分で区切りをつけるまで待つことが大切です。

まとめ

みっち先生
みっち先生
今回の記事のまとめです

・挑戦心は、子どもの活動の意欲のもととなる大切なもの

・自己肯定感を育てると挑戦心も育つ

・ママやパパは、わが子の挑戦を見守ることが大切

この3つにまとめたように挑戦心は、物事をやってみようと思う原動力となります。

わが子が、これから素晴らしい世界に飛び出していくときに

「どうせ、できない」

と言うのか、それとも

「なんでもやってみたい!」

どちらの言葉を聞きたいですか?

みっち先生
みっち先生
当然、後者の「なんでもやってみたい!!」だと思います!!

そのやってみたいという気持ちを育てるためには、自己肯定感を高めることが必要です。

だから、ママやパパはわが子の行いたいことを聞き、可能な限り手を出したり、口をださずに見守ると良いと思います!

わが子人生を決めるのは、わが子自身です!!

その気持ちを持ち続ければ、きっとわが子の挑戦心は、キラキラと輝きなくなることはないでしょう!