あの日の子育て

子供同士の喧嘩はどうやって仲裁すれば良いのかを解説します!

喧嘩の仲裁




こんにちは!
子どもの楽しい見方/味方してますか?
みっち先生です!

先日、保育園で年長クラスの子供が
一対一でケンカをしてたんです。

叩いたり
蹴ったり
噛み付いたり

というような感じでは無かったので
近くで見守っていて
感じたのですが

子ども同士のケンカって
大人が必要以上に口を出さない方が良いですね。

 

でも、

子供だけじゃ解決出来ないんじゃない?

ちゃんと話し合いが出来ているか心配、、、

なんて思う方もいると思います。

 

実際、私も以前は

子供同士では、解決出来ないと思い

喧嘩が起こった際は、仲裁に入っていました。

 

この記事では

子ども同士の喧嘩は、

大人が仲裁に入らず見守った方が良い理由を3つ紹介します。

 

最後にある特典パートでは

子ども同士の喧嘩は、見守った方が良いと感じた

実際の保育園でのエピソードをお話ししますので

ぜひ、最後までお楽しみください!

 

子どもの喧嘩は、仲裁に入らず見守った方が良い3つの理由

ここでは、子供同士の喧嘩を見守った方が良い3つの理由を
解説します!

 

子供同士の喧嘩を見守ったほうが良い理由は

・自分の気持ちを相手に伝える機会を失ってしまう
・大人が仲裁に入り、解決してしまうと相手の気持ちを知る機会を失ってしまう
・大人が仲裁に入ると自分で気持ちをコントロールする力を学べない

からなんです。

 

みっち先生
みっち先生
一つ一つ解説していきます!

 

喧嘩を仲裁してしまうと、自分の気持ちを伝える前に喧嘩が解決してしまいがちです。

一つ目の理由は、

子供同士の喧嘩に大人が仲裁に入ってしまうと

 

子供たちが内に秘めている気持ちを相手に伝える前

喧嘩が解決してしまい

自分で伝える前に会話が終わってしまいがちなんです。

 

子供たちが喧嘩をしてると

私たちは

つい

喧嘩を終わらせようとして

喧嘩の原因を探し

解決案を出して

終わらせようとしてしまうんです。

 

でも、そうすると

子供たちの気持ちが表に出る事なく

喧嘩が終わってしまい

子供達的にはどうでしょう?

 

きっと、消化不良で終わってしまいますよね。

だから、子供同士が喧嘩になってしまったときは

暴力の喧嘩に発展する場合は止めて

話し合いの場にする。

 

みっち先生
みっち先生
その後は、子供たちの意見を聞くという事が大切です。

 

もちろん、まだ自分の気持ちを言葉にして

うまく伝える事ができない1歳くらいの頃は

周りの大人がその子の気持ちを感じ取り

伝える事が大切ですが

 

2歳くらいになれば

自分の気持ちを言葉にして伝えられるようになってくるので

すぐに喧嘩を解決しようとせずに

気持ちを言葉にできる経験を作ってあげましょう!

 

大人が喧嘩を仲裁してしまうと、相手の気持ちも知る機会を失ってしまいます

これは、自分の気持ちを言葉にして伝える機会が減ってしまうと

一緒のことですが

自分の気持ちを伝える前に喧嘩が終わってしまう

イコール

相手の気持ちを知る機会も減ってしまうんです。

 

よく、相手の気持ちを考えよう

と子供たちに伝えますが

勝手に相手の気持ちを感じられる、考えられるようにはなりません

 

相手と会話をしたり

一緒に遊んだり

生活したりすることで

あの子は、こんなことを思っているかな?どうかな?

と感じたり

喧嘩をすることで

自分とは違うことを考えていたんだ!!ビックリ!!

と発見があったりします。

 

もちろん、2歳、3歳くらいでも

自分中心に生活していて

相手の気持ちよりも自分の気持ちが優先なので

周りの大人が相手の気持ちをわかりやすく

伝えてあげるお手伝いも必要になってきます!

 

大人が仲裁に入ってしまうと感情をコントロールする機会を失ってしまいます

3つ目は感情のコントロールについてです。

子供たちは、日々ぶつかり合いながら

自分の気持ちを伝え

相手の気持ちを知りながら

日々、過ごしています。

 

でも、ときにはどうしようもなくて

激しく泣いてしまったり

怒ってしまったり

という事があります。

 

そんな時に、泣きながらも

自分の感情に折り合いをつけながら

泣き止んだり

怒りを抑える方法を学んだりしているんです。

 

そんな大切な経験をしながら過ごしているのに

「早く泣き止みなさい」

「ほら、お友達が謝ってくれたよ、いいよ?って言いなさい」

なんて言われたら

 

自分の気持ちを知って、発散したり、抑えたりする方法を知る機会が減ってしまうんです。

だから、わが子が激しく泣いているなんて時は

 

無理やり泣き止ませずに

悲しかったね

残念だったね

というような慰めの言葉をかけつつ

わが子自身が自分で

落ち着いて、次の行動に移れるまで待ってあげる事が

大切です。

 

まとめ

今回は、大人が子供同士の喧嘩の仲裁に入らずに見守ったほうが良いポイント3つを

紹介しました。

おさらいです!!

 

子供同士の喧嘩を仲裁せずに見守った方が良い3つのポイント

・自分の気持ちを伝える機会が増える

・相手の気持ちを知る機会が増える

・自分の気持ちをコントロールする方法を学べる

という事が挙げられます!!

 

子供たちが喧嘩をしていると

マイナスのイメージを持って

すぐに解決してあげようと思いがちですが

喧嘩も大切なコミュニケーションの1つです!!

私たちは、子供のコミュニケーションの場を作ってあげるようにしましょう!!

 




 

特典パート

喧嘩エピソード〜見守ることの大切さ〜

特典パートでは

子供同士の喧嘩を見守って良かったというエピソードをご紹介します!!

先日、2人の年長クラスの女の子が外で遊んでいた時のエピソードです。

ひとりの女の子が咲いている花をつんでいたら、、、

 

もうひとりの女の子が

「ねぇ!!おはな とっちゃ だめじゃん!!」

と突然怒り出しました。

 

なんで怒られたか分からない花をつんでいた女の子も

「なんで だめなの!!いいじゃん!!」

 

と一歩も引きません

 

次第にヒートアップしてきた二人は

もう少しで手が出てしまいそう

というところで

 

私が間に入りました。

間に入っても

特に仲裁することはなく

黙って見守っていると

 

花をつんでいる女の子を怒った女の子が

興奮しながらも

こう言いました

「ねぇ、みんなで小学校に行く時に、このキレイな花が咲いてると うれしいし、、、」

「だいじな思い出になるじゃん!!」

「〇〇ちゃん(花をつんだ女の子)と一緒におはな見たいから取らないで!!」

 

それを聞いて

予想外の言葉にびっくりしました。

 

お花とっちゃうのかわいそう

という理由から怒っているのかな?

と思っていたのですが

全く違いました。

 

私の勝手な考えで仲裁に入らなくてよかったと思ったエピソードです。

 

ホント、子どもはいろんなことを考えてますね。

感動しました。

 

そのご、お花をつんでしまった子は

あやまり

二人はより仲良しになっていました!!

 

最後まで見ていただいて

ありがとうございます!!

また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしています!!